スラムダンクその後の続き(11)全日本ジュニア代表戦・湘北高校電車で会場へ向かう

スラムダンクその後続き

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男子バスケットボール世界選手権大会当日

 

予選を通過した世界16チームが各4グループに分かれ、リーグ戦が行われる。

 

上位2チームが決勝トーナメントへと進む。

 

【グループA】 オーストラリア、カナダ、スペイン、日本
【グループB】 アンゴラ、フランス、フィリピン、アメリカ
【グループC】 イタリア、プエルトリコ、ギリシャ、ロシア
【グループD】 アルゼンチン、中国、エジプト、セルビア

 

日本はグループA、世界ランキング2位のスペインと予選で戦うことになった。

 

初戦はカナダ、2試合目はオーストラリア、第3試合目はスペインとなる。

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スラムダンクその後の続き(11)全日本ジュニア代表戦・湘北高校電車で会場へ向かう

 

会場は埼玉。

 

湘北のメンバーは選ばれた流川を応援する為、全員で電車で向かう。

 

大男のいかついメンバー、怖いオーラを放っている。

 

彼らを恐れているのか、電車の周りには誰もいない。

 

 

桜木がブツブツと文句を言っている。

 

「なーんでこの天才があんなキツネの試合を見にいかねばならんのだ」

「まだ退院して一週間なのに。ケガしたらどーするんだよ」

 

宮城、ニコリ。

「どーせ見てるだけだろ?ケガなんかするわけねーだろうに」

「たまには流川も応援してやれよ、山王のメンバーも出るしよ」

 

桜木「ぬ?ヤマオー?小坊主も出るのか?」

 

宮城、苦笑。

「・・・お前、何にもみてねーんだな。」

 

「まー、いいじゃねえかよ。晴子マネージャーも来てるんだし、隣に座ってみればいいじゃねえか」

 

〈ハルコさんの隣だと?!〉

 

桜木、テンションMAX!

 

「ハルコさん!今日は一緒にダイヒョウを応援しましょう!」

 

晴子、ニコリ。

「もちろん、一緒に応援しようね!桜木くん」

 

「いよーっし!」

〈ついに晴子さんと試合観戦!〉

 

桜木、ガッツポーズ!

 

 

グキ!

 

 

「イダダダダ・・」

 

晴子「あっ桜木くん、無理しちゃだめよっ!」

 

小暮、ニコリ。

「相変わらずだな、桜木は」

 

赤木「ああ、恥ずかしくて早く電車を降りたいワイ」

 

彩子「晴子ちゃん、流川の活躍、楽しみね」

 

 

晴子「はい!」

 

〈流川君の代表のプレーが見られるのか・・・〉

 

 

晴子、目がハートに。

 

 

桜木「ああああああああっ!ハルコさん!」

 

ゴツ!

 

赤木「お前はもう少しだまっておれ」

 

 

ハハハハハ・・・

 

 

いつもの湘北らしい雰囲気であった。

 

 

—-20分後—-

 

三井「おい、赤木。日本はどこまでいけると思うか」

 

赤木「今までだったら、予選突破は難しいだろう。だが、山王のスタメンに海南の牧、神に仙道もいる。俺はいいところまでいくんじゃないかとみてる」

 

三井「俺もそう思っている。赤木、俺達も絶対に大学でユニバに入るぞ」

 

赤木、ニコリ。

「ああ、もちろんだ。その前にお前は勉強が出来ないからちゃんとバスケ推薦獲れよ」

 

三井「うるせえなあ!分かってるよ!」

 

 

小暮、ニコリ。

〈この二人は高校生活、ずっと苦労してきたんだもんな。お前ら二人なら絶対にいけるよ〉

 

続く

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