スラムダンクその後の続き(20)全日本ジュニアVSカナダ 3クオーター・沢北の逆襲

スラムダンクその後続き

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3クオーター

日本  47
カナダ 53

 

本来の力を発揮し始めたカナダが6点リード。

 

日本の攻撃。

 

赤木「ここは大事な一本だ」

 

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スラムダンクその後の続き(20)全日本ジュニアVSカナダ 3クオーター・沢北の逆襲

 

キュッ、キュッ!

 

ボールを運ぶ深津にコリー・ジョフが懸命にマーク。

 

コリー『そう簡単にいかせないぜ』

 

深津「負けないピョン」

深津、上半身を上手く使いフェイント、コリーを抜く!

 

宮城「おっ!上手い」

 

ビッ!

 

諸星へボールが渡る。

 

土屋「ヘイ!」

 

ゴール前で構える土屋、諸星のパスをスルー

 

沢北「よし!」

受け取ったのは沢北。

 

そのまま真正面からゴール前に切り込む!

 

しかし、トレル・ライルズとブランドン・クラークが立ちはだかる!

 

 

ダンッ!!!

 

右手でダンクに行く!

 

 

「ダメだ!シュートコースがない!」

 

沢北、空中でダブルクラッチ!

 

トレル・ライルズに体を上手く当てながらフックシュート!

 

ガン!

 

沢北「入れ!」

 

ガン、ガン、ダムダム・・。

 

ボールはゴールから外れたがディフェンスチャージングをゲット。

 

 

ザシュ!

 

 

ボーナススローを2本決める。

 

沢北〈トレル、ファウル2つ目だな〉

沢北「よし」

 

 

続いてカナダの攻撃。

 

 

トレルと沢北の1対1

 

 

沢北、日本語で話しかける。

 

「そういやあ、お前まだ全然点獲ってないな」

 

「思ったよりマーク、楽だよ」

 

「日本にはもっと手ごわい奴がいるぜ」

 

 

トレル、日本語は通じないが言わんとすることはなんとなく分かった。

 

トレル『このクソ坊主が・・・!』

 

トレル、沢北へ真向から挑む!

 

 

キュッ、キュッ、キュッ!

 

しかし、振り切れない。

 

 

沢北「オイオイ!どうした!そんなもんか!」

 

 

カナダ監督〈まずいぞ、11番(沢北)の挑発に乗ってしまったか・・〉

 

カナダ監督「トレル!一旦コリーに戻せ!立て直しだ!」

 

トレル〈んなもん知るか!〉

 

 

ドン!!!

 

≪ファウル!オフェンスチャージング!≫

 

沢北、上手くファウルをもらうことに成功。

 

 

「沢北ー!ナイスディフェンスだ!」

 

「トレル、3つ目!」

 

 

トレル、逆上!

審判につかみかかる!

 

『おい審判!なんで今のがファウルなんだ!』

 

『お前の目、どうなってんだよ!』

 

『ふざけるな!!!』

 

 

 

『おい!トレル!止めるんだ!』

 

味方が止めに入るも一歩遅し。

 

 

ビビー!

 

≪テクニカルファウル!≫

 

 

沢北「いよーっし!」

 

野辺〈・・・アイツは人をおちょくるのも天才だな〉

 

カナダ代表、技術はあってもまだ高校生。

 

心理戦を上手く使った沢北に軍配が上がった。

 

 

ザシュ!

 

ザシュ!

 

ボーナススロー2本を沢北がしっかりと決めた。

 

 

カナダは選手交代。

トレルに変わりマリル・シェイオクを投入。

 

テクニカルファウル後、日本ボールから再開。

 

 

沢北「次で仕留めます」

 

深津「わかったピョン」

 

深津、敵陣コートまでボールを運び沢北へ。

 

 

マリル・シェイオク、沢北を徹底マーク。

 

マリル『お前をもう調子に乗らせない』

 

 

ビッ!

 

沢北から野辺へ。

 

野辺から土屋へ早いパスワーク!

 

「ヘイ!」

 

ボールを受けたのは3Pライン外にいる、諸星!

 

RUバレット〈3P来るか・・・!〉

 

諸星、シュートフェイク!

 

これにバレットがかかる。

 

ダム!!!

 

バレットを一瞬で抜く!!!

 

 

そして、

 

諸星「沢北!!!」

 

 

沢北、3Pライン外でボールをもらう。

 

パスワークで相手ディフェンスが崩れたその瞬間を逃さなかった!

 

「スリー!!!」

 

 

 

 

ザシュ!!!!!

 

「沢北の3Pが決まった!!!」

 

日本、沢北の怒涛の7得点が決まり逆転。

 

3クオーター

日本  54
カナダ 53

21話へ続く

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