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男子バスケットボール世界選手権大会第2戦。
アメリカやスペインなど、前評判の高かった国が順当に1試合目を勝ち、本日は2回戦が行われる。
日本の相手はオーストラリア。
カナダ代表同様、NBA候補のスター選手が勢揃いした。
堂本が全員を集めて話す。
「フランスに負けはしたものの、オーストラリアはカナダ以上に強い国だ」
「オーストラリア代表の選手も皆、背が高くフィジカルが強い」
「序盤は打ち合いで制するぞ」
全員「ハイ!」
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スラムダンクその後の続き(23)全日本ジュニアVSオーストラリア戦開始
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会場には今日も湘北メンバーが応援に駆け付けた。
宮城「花道、お前が今日も来るなんて珍しいな。流川のプレーが勉強になるか?」
桜木「フン」
否定はしない花道。
宮城、ニヤリ。
〈ようやく流川の凄さに気づいてきたか。これからはお前ら二人のコンビが鍵を握るからな。〉
〈試合中だけは仲良くやってくれよ〉
晴子〈流川君、今日も頑張って・・・!〉
掲示板にメンバーが発表された。
日本代表メンバー
#4 牧伸一 G 184cm (海南大付属高校3年)
#13 神宗一郎 SG 189cm (海南大付属高校2年)
#11 沢北栄治 SF 188cm(山王工業2年)
#8 野辺将広 PF 198cm (山王工業3年)
#5 河田雅史 C 194cm (山王工業3年)
「日本、海南の神がスタメンだ!」
「牧&神!」
今日も会場で大きな声を出す彦一。
「きたできたで!山王と海南のコラボレーションや!」
「今日はどのタイミングで仙道が入ってくるか、要チェックやで!!!」
周りにいる人たちは困惑。
〈うっさいなー、このちっさい関西人・・・〉
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赤木「リバウンドの強い河田、野辺をスタメンで使ってきたか」
三井「森重の身体能力はとびぬけたもんがあるが、まだ荒削りだしな」
宮城「神の3Pにかける作戦だな、きっと」
桜木「ケッケッケッ。キツネ、またスタメンから外れたぞ。アイツの名前は今日から補欠ギツネだ」
・・・。
ベンチに座る流川。
なんとなく桜木が考えていることは伝わってきた。
流川〈あんにゃろー、見とけよ〉
オーストラリアメンバー
#4 パド・ミルズ PG 190cm
#6 ジョーズ・イグルズ SG 183cm
#7 ロン・ベインズ SF 191cm
#10 シモンズ、デン・アドブ PF 195cm
#5 エンド・ボーガット C 200cm
オーストラリア監督「13番(神)を投入してきたということは、3Pを狙ってくる作戦だ。」
「ジョーズ、13番を離さないように徹底マークだ。」
オーストラリアのメンバーは日本の試合を観て研究してきた。
初戦のカナダ代表は日本を格下だと甘くみていた所を上手くつくことができたが、オーストラリアはそうはいかない。
オーストラリア監督「今日は我々が勝つ」
両チームのスタメンがコートに入った。
観客がどよめく。
「うわー、オーストラリアのメンバーも体がすごいな。」
「縦にも横にも大きいぞ」
キャプテンの牧。
「よし、今日も最初からフルスロットルでいくぞ。」
「俺らには頼もしいメンバーが揃っている、代わりはいくらでもいる」
「死ぬ気でいくぞ!!!」
全員「オウ!!!」
ジャンボールは河田とカナダーのセンター、エンド・ボーガット。
河田「よろしくな」
エンド・ボーガット、ニコリ
『こちらこそ』
いざ、ティップオフ!!!
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