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男子バスケットボール世界選手権大会第2戦
日本 2
オーストラリア 0
牧のペネトレイトから、野辺のゴールが決まり、日本が先制。
「よしきた日本!」
「牧!外国人にも全然負けてないぞ!!!」
オーストラリア監督、ニヤリ。
「面白いじゃないか、日本」
「だが、ウチはカナダよりも強いぞ」
スラムダンクその後の続き(25)全日本ジュニアVSオーストラリア戦 オーストラリアの攻撃
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ダムダム・・・
オーストラリアの攻撃。
PGのパド・ミルズがボールを運ぶ。
『さっきは獲られたが、やり返してやるよ』
マークは牧。
パド・ミルズのペネトレイト!!!
牧〈?!〉
牧、スピードについていけず。
キュキュ!!
沢北がヘルプに入る!
「絶対にいかせねぇよ!」
ドンッ!!!
沢北〈何?!〉
ビビー!!!
≪ディフェンスファウル!!!≫
「日本、ファイル獲られた!」
「今のは激しく当たっていないぞ!!!」
沢北、ファウル1つ目。
ザシュ!!!
パド・ミルズ、フリースローを難なく決める。
日本 2
オーストラリア 2
続いて日本の攻撃。
牧がボールを運ぶも、沢北と神、河田を徹底マーク。
牧〈なら、ここは野辺を使って・・〉
ビッ!
牧からのボールは・・
バシイイィィィッ!!!
野辺をマークするシモンズがカット!
シモンズ『そうくると思ってたぜ!』
日本ベンチ
仙道「あえて、野辺のマークを軽くしてパスカットを狙ってきたか」
諸星「あぁ、奴ら(オーストラリア)は日本をしっかりと研究してきているな」
「カナダ戦のようにはうまくいかないかもしれんな」
諸星の読み通り、オーストラリアは日本を徹底研究してきた。
この試合に負けると、もう後がないオーストラリアは日本の弱点を徹底的についてきた。
ザシュ!!!
ジョーズ・イグルズ、神を体で押し込みバンクシュートを決める!
ジョーズ『よーしっ!!!』
神「クソッ、」
「ジョーズ・イグルズ、早くも10点目!」
「神のフィジカルの弱さをついてくるな」
ビビー!!!
〈オフェンスチャージング、11番(沢北)!〉
沢北「な、なんで今のがファウルなんだよ!」
ロン・ベインズ、ニヤリ。
〈11番(沢北)は相当な技術を持っているが、メンタルにやや難がある。〉
〈ここを徹底的についてやる〉
日本は序盤に沢北、神を中心に得点を重ねて試合を有利に持っていきたかった。
しかし、オーストラリアの戦術がそれを上回り、思うような展開に持ち込めなかった。
日本 10
オーストラリア 22
オーストラリアが12点リード
「おいおい、なんかドンドン点が開いていってるぞ」
「ちょっとまずいんじゃないのか・・・」
湘北メンバーが座るスタンド席。
宮城「おい、花道。お前が監督ならどうする?」
桜木「・・・センドーとキツネを使う」
〈!!!???〉
その話を聞いた湘北メンバー、驚きの表情で桜木を観る。
宮城、ニヤリ。
〈コイツもやっと、流川のことを認めるようになってきたか〉
日本代表の監督、堂本も同じことを考えていた。
「仙道、流川。準備をしておけ。いくぞ」
仙道、ニコリ。
「ハイ」
流川は相変わらず無表情。
「ウス」
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