スラムダンクその後の続き(33)全日本ジュニアVSオーストラリア戦終了

スラムダンクその後続き

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男子バスケットボール世界選手権大会第2戦

 

〈ビビー!!!!!試合終了!!!〉

 

日本       93
オーストラリア  98

 

「あぁー、、、日本負けちまったか」

 

「惜しかったな・・・」

スタンドにいる湘北メンバー

 

宮城「4クオーター、いけると思ったのにな」

 

赤木「これが世界か、、」

 

 

安西「桜木くん、どうでしたか今日の試合は」

 

桜木「俺がいれば勝った」

 

スラムダンクその後の続き(33)全日本ジュニアVSオーストラリア戦終了

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日本代表、4クオーターで互角以上の戦いを繰り広げるも、点差を埋めることが出来ず敗戦となった。

スタンドにいる陵南メンバー

 

「うぅぅ。。、グスン。」

 

一人泣きじゃくる彦一。

 

越野「おいおい、まだ予選負けしたわけじゃねーぞ。次勝てば決勝トーナメントいけるんだ。」

 

「メソメソしてんじゃねーよ。」

 

彦一「うぅ、、ワイは悲しくて泣いてるんやおまへん。」

 

「仙道さんのプレーに感動して泣いているんです」

 

越野〈・・・気持ちはわかるぞ。俺だって同じだ。〉

 

最後まで戦った5人のメンバー。

 

沢北「・・・チクショウ。」

 

流川は無言。

 

仙道「・・・ふう。」

 

河田「後一歩が届かんかったな」

 

会場からは声援の声。

 

「よくやったぞー!日本!!!」

 

「次勝てばいけるぞ!!!」

 

「お前らならフランスにも勝てるぞ絶対!」

 

 

牧「次、絶対に勝とう。」

 

「しっかり反省して次につなげよう。」

 

河田「ウイ」

—–

 

1時間後、同グループのフランスVSカナダ戦が行われた。

 

フランスはカナダ代表にも圧倒的な点差をつけて勝利。

 

 

バス!!!

 

フランスのエースセンター、エムボパがレイアップシュートを決める!

 

エムボパ「よーっし!今日も50点獲ったぞ!!!」

 

 

〈ビビー!!!試合終了!!!〉

 

フランス 120
カナダ  88

 

カナダ戦でもエースセンターのエムボパは大暴れした。

 

50得点、28リバウンドを記録。

 

フル出場するも、最後までスタミナ切れすることなく戦い切った。

 

「フランス強ぇ!!!」

 

「センターのエムボパ、ガードのジダンヌ!コイツら最強だぞ!!!」

 

「NBAでも通用するんじゃないのか!」

 

 

現在、Bグループの日本は1勝1敗で2位。

 

1位は2勝のフランス。

 

3位は1勝1敗のオーストラリア。

※得失点差で上回る為、日本が2位。

 

4位は2敗のカナダとなった。

 

オーストラリアがカナダに勝つ可能性が高いことを考えると、日本は予選突破の為にフランスに勝たなければグループ予選突破は難しくなった。

 

しかも、大量得点で。

 

スタンドにいる日本代表。

 

一同、緊張している様子で試合を観ていた。

 

ゴクリ。

〈・・・明日、フランスに勝てるのか。〉

 

 

堂本、ニコリ。

 

「面白くなってきたな、お前ら。」

 

・・・?!

 

「相手が強ければ強いほど燃えてくるだろ?」

 

「少なくとも、アイツら二人は試合を心待ちにしているぞ?」

 

その先には沢北と流川、そして仙道。

 

3人は少し離れた所で試合を観ていた。

 

沢北「こんなにワクワクするのは俺がバスケをしてきた中で初めてだぜ」

 

流川、にらみつけるような表情でつぶやく。

「俺もだ。」

 

沢北〈・・・そうみえねーけど。〉

 

仙道は眠たそう。

「ふわあぁぁ・・・」

 

堂本〈・・・アイツ(仙道)は緊張という言葉をしらんようだな。〉

 

堂本「お前らなら、絶対にフランスにも勝てる。」

 

「今日の夜、ミーティングで明日の対策を練るぞ」

 

「絶対に勝って、日本が世界に通用するって所を魅せてやろうじゃないか」

 

 

一同、元気を取り戻す。

 

「ハイ!!!」

 

 

牧〈俺としたことが・・。〉

〈試合前にビビってたら話にならない。〉

 

その日の夜。

 

運命をかけた一戦に向けて、全員でミーティングを行い、様々シュミレーションを繰り返した。

 

そして、明日のキーマンが決まった。

 

34話へ続く

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