スラムダンクその後の続き(35)全日本ジュニアVSフランス代表戦開始

スラムダンクその後続き

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日本代表が決勝トーメメント進出をかけてフランス代表と戦う。

 

センターサークルには森重とエムポバ。

 

エムポバ「よろしくな。」

 

森重「ウイ」

 

–湘北が座る応援席–

 

桜木「おい、リョーチン。」

 

宮城「ん?なんだ花道」

 

桜木「日本はこの試合に勝つといけるのか?」

 

宮城、苦笑い。

「お前、何も調べてねんだな。」

 

「まー、わかりやすくいうとだな、日本代表は現在、1勝1敗のリーグ2位。

同リーグのフランスが2勝で1位。

1勝1敗で3位のオーストラリアは既に2敗している4位のカナダに勝利する可能性が高い。」

もし、日本がフランスに勝ったとしても、得失点で予選敗退になることもある」

 

桜木「そーか」

 

宮城「花道、お前どっちが勝つと思うか?」

 

桜木「しらん」

 

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スラムダンクその後の続き(35)全日本ジュニアVSフランス代表戦開始

 

日本代表VSフランス代表

 

いざティップオフ!!!

 

 

バシイイイィィィッ!!!

 

エムポバ〈???!!!〉

 

ボールに先に触ったのはエムポバだったが、森重の中指も触れた結果、ボールの起動が変わった。

 

「おー!!!森重負けてねぇ!!」

 

バン!!!

 

そのボールを奪ったのは諸星!

 

諸星「いよっし!!!いくぞぉー!!!」

 

諸星、ドリブルで相手コートに切り込む!

 

デサイーがマークにつくも、諸星がスピードで置き去りに!

 

諸星〈今ならエムポバがいない、チャンスだ!!!〉

 

ビッ!

 

ボールゴール付近のは河田へ。

 

アンリーと1対1。

 

キュッ、キュッ!

 

河田、フェイントをかけるもアンリーを振り切れず。

 

その視線に流川。

 

流川「ヘイ!!!」

 

河田、流川へパス。

 

 

と見せかけて、フェイク。

 

ベンチの沢北「お!上手い」

 

アンリー、一瞬体制を崩す。

 

そこを狙って河田のスピンムーブからの、ミドルシュート!

 

ザシュ!!!

 

日本先制!!!

 

「来た来た来た来た!!!」

 

「フランス相手に先制!これはいい流れだ!!!」

 

試合前、監督の堂本からは攻撃に対して2つの指示が出ていた。

 

まず、1つは空いたら即シュートを打つこと。

 

躊躇することなく、思いきり行けと全員に話した。

 

守備に対しても2つの指示に絞った。

 

フランスの攻撃。

 

ボールを運ぶジダンヌ。

ダムダムダムダム・・・

 

ジダンヌはこの世代で間違いなく世界トップのポイントガードである。

 

マッチアップは牧。

 

牧〈・・・俺がジダンヌを抑えることができれば、日本は勝てる〉

 

ダム!!!

 

ジダンヌのペネトレイト!!!

 

牧を一瞬で抜く!

牧〈?!〉

 

ビッ!

 

ボールは、エムポバへ。

 

河田「来い!」

 

観客「おー!!!ダブルチームだ!!!」

 

エムポバには河田と森重が二人でつく!

 

エムポバ「フン、こんなのすぐに蹴散らしてやる」

 

キュッキュッ!

 

背中で押すも、森重、河田がファウルすれすれの守備でエムポバをいかせない!

 

「すげえぞ!二人がかりでエムポバを抑えているぞ!」

 

ジダンヌ「エムポバ、一旦ボールを回せ!」

 

エムポバ「必要ねぇ!俺が勝つ!」

 

エムポバ、強引に押し込む!!!

 

ドン!!!

 

河田が倒れる。

 

ビビー!!!

 

≪オフェンスチャージング!!!≫

 

観客、沸く!!!

 

「エムポバを止めたぁ!!!」

 

堂本も立ち上がる!!!

 

「よーっし!よくやった、森重、河田!」

 

日本代表、最初の攻撃を決め、フランスの攻撃を抑えることに成功した。

 

–湘北のいるスタンド席–

 

小暮「凄すぎる・・」

 

赤木「始まったばかりだが、理想の形でスタートしたな」

 

安西「ホッホッホッ、奇跡が起きるかもしれませんね」

 

続く

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