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日曜日の昼過ぎ。
宮城「ふわぁ、眠てぇな」
赤木「宮城、気合が足らんぞ」
宮城「ダンナ、どんだけ元気なんだよ」
湘北高校バスケ部は電車に乗り、三浦台高校へと向かっていた。
午前中は通常通りのトレーニングをこなし、午後は試合という過酷なスケジュールである。
今回は、試合に出ることのない桜木は湘北高校へ残り、別メニューとなった。
桜木は得点力アップの為、シュート練習に励んだ。
桜木のフォローの為、マネージャーの晴子も残ることになった。
<ハ、ハ、ハルコさんと二人っきりでシュート練習。幸せだ~>
「と思っていたら、なんでお前らがいやがるんだ!!!!」
そこには桜木軍団。
大楠「いやー、やることねーから野次とばしにきたんだよ」
高宮「にぎやかな方がいいだろ?ケケケ」
晴子「桜木君、頑張ろうね!」
桜木「ハイ!!!(目がハート)」
野間「・・単純すぎる。」
水戸(花道、頑張れよ)
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スラムダンクその後の続き(45)湘北高校・三浦台高校と練習試合
—
宮城「よし、いくぞ」
三浦台高校のドアを開ける宮城。
全員「チューッス!!!!!」
<?!>
村雨「きたな、湘北」
宮城を先頭に、赤木、三井、流川が入ってくる。
強者のオーラを発しながら体育館へと入る。
三浦台高校「・・・。」
<つ、つよそうだ。>
三浦台高校、監督とキャプテン村雨。
それから湘北高校、安西監督と新キャプテン宮城が挨拶をする。
三浦台高校監督「安西先生、ようこそ。遠い所わざわざありがとうございます」
安西「いえいえ、こちらこそありがとうございます。今日はよろしくお願います」
三浦台高校監督「インターハイ予選で湘北に負けてから、ウチも相当練習してきました。」
「今日は勝たせてもらいますよ」
安西「ウチもしっかりと準備してきました」
三浦台監督「ところで、あの赤い髪の桜木は今日はいないのですか?」
安西「彼は今日、別メニューで調整しています」
村雨(良かった)※脳天ダンクがまだトラウマになっている様子。
宮城「新キャプテンの宮城だ、よろしくな」
村雨「よろしく」
握手を交わす。
—
20分後、ウォーミングアップを終わらせた両チーム。
湘北高校ベンチ
安西「では、今日のスタメンを発表しましょう」
全員<?!>
宮城「え?」
安西「今日はこのメンバーで勝ってもらいます」
安田 PG
潮崎 SG
桑田 SF
石井 PF
角田 C
角田「監督、僕たちで大丈夫でしょうか?」
安西「ホッホッホ、大丈夫でなければ起用しません」
「君達が毎日練習をしているのは誰ですか?」
「宮城君に三井君、赤木君に全日本ジュニアの流川君。そして桜木君だ。」
「彼ら5人は、山王工業を倒したメンバーです」
「つまり、君たちは日本トップのメンツと毎日練習をしてきた」
「自信を持っていい」
「君達だけで、三浦台高校に勝つんだ」
安田「先生、その通りです。」
「身長では奴らに負けているけど、技術では絶対に負けてない。」
「僕らだけで勝ちにいきます」
安西、ニコリ。
「そうだ、安田君。今日はゲームメイクとキャプテンをお願いします」
安田「はい、わかりました」
宮城「ヤス、無理だったらいつでも呼べよ。交代してやるから」
安田「宮城、任せてくれ」
宮城(ヤス、いい表情してんじゃねーか)
安田「よーし、じゃあ全員でエンジンやろう!」
「せーの、」
「俺たちは強い!!!!!」
湘北高校バスケ部、いざ三浦台高校へ挑む。
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