スラムダンクその後の続き(50)翔陽高校・選抜前

スラムダンクその後続き

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翔陽高校バスケ部は練習試合で大阪・豊玉高校と戦っていた。

 

豊玉高校は夏のインターハイ・一回戦で湘北高校に敗れはしたものの、大阪2位の強豪校。

 

ラン&ガンを武器に大量得点でゲームを制する攻撃的なチームである。

 

しかし、翔陽高校はその上をいった。

 

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スラムダンクその後の続き(50)翔陽高校・選抜前

ダムダム・・・

 

藤真がボールを運ぶ。

 

マッチアップは南。

 

藤真がドリブルで切れ込む!

 

南、必死で食らいつく。

 

南(これ以上、いかせん!)

 

ビッ!

 

藤真、花形へパスを送る。

 

キュキュ!

 

豊玉センター、岩田を交わしレイアップを決める。

 

ザシュ!

 

藤真「よし!花形!」

 

花形「ナイスパスだ、藤真」

 

ハイタッチを交わす。

 

バシン!

 

 

岸本、肩で息をする。

 

「ハァハァ、、なんやコイツら、穴がないやないかい」

 

 

翔陽 88
豊玉 62

 

翔陽高校は持ち前の高さとディフェンス力を生かし、豊玉高校の攻撃をこくごとく防いだ。

 

そして、藤真を中心としたオフェンス力で豊玉高校の守備の穴をつき、得点を重ねていった。

 

 

バシイイイィィッ!

 

南のボールをカットする藤真。

 

藤真「ハンドリングが甘い!」

 

南(コイツ、去年から更にうまくなっとる・・・)

 

藤真、そのまま切れ込む!

 

岸本「オラァ!!!調子のっとんとぶっ飛ばすぞ!」

 

岸本がマークについたタイミングでゴール前に山なりのボールを放る。

 

ゴール前に走るのは長谷川!

 

ボールを獲ってアリウープ!

 

 

ドガアアアアアッ!!!

 

藤真「ナイス!」

 

長谷川、無言。

 

高野「おい!長谷川、もっと喜べよ!」

 

花形(相変わらず、クールな奴だな・・)

〈ビビー!!!試合終了〉

 

翔陽高校 97
豊玉高校 72

 

25点差をつけて翔陽高校が圧勝した。

 

岸本「ハァ、ハァ、、、マジか」

 

南「こりゃあ、もう一度地獄のトレーニングせなあかんな」

 

インターハイでは湘北高校が豊玉高校を91-87で下すも、豊玉高校はエース南野の不調、監督とのケンカなどが重なり本調子とはいえない状態であった。

 

それから豊玉高校は初心に戻り、一からやり直した。

 

インターハイ以降は全試合全勝。仕上がりは順調であった。

 

そのチームを翔陽高校は破ったのであった。

 

チームキャプテン・藤真健司は陵南高校・仙道と湘北高校・流川を抑える為にSFへポジションチェンジをした。

 

結果、翔陽高校の攻撃のバリエーションが増え、大量得点で勝てるチームを作ることに成功した。

 

今回は、藤真健司は全試合スタメンで出ることを決意。

 

高校最後の選抜で結果を残す為に全てを注ぐことにした。

 

藤真「よし、今日の試合の反省会をするぞ」

 

「こんなもんじゃ、海南や湘北、陵南にまだまだ及ばない」

 

「徹底して弱点をなくし、どこにも負けないチームを作る」

 

長谷川(大阪の強豪・豊玉高校に大差をつけても決して油断しない。)

 

(流石、我らのキャプテン・藤真健司。)

 

(今回は必ず翔陽高校が神奈川を制す)

 

(三井寿、待ってろよ・・・!)

 

 

翔陽高校も仕上がりは順調であった。

続く

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