スポンサードリンク
センターサークルには赤木と花形。
ジャンプボール前。
赤木「よろしくな」
花形「あぁ」
ガシ!
両選手、握手を交わす。
スラムダンクその後の続き(57)選抜神奈川予選・湘北VS翔陽1クオーター
スポンサードリンク
—
湘北高校ベンチ。
彩子「リョータ、頼むわよ!」
宮城、彩子に視線を送ることなく親指を立ててグッドポーズ。
宮城(アヤちゃん、見ててくれ・・・!)
宮城、自信にあふれた表情。
晴子「なんだか、宮城さん少し変わった気がします」
「大人になったというか、自信にあふれたというか」
彩子、ニコリ。
「相当努力してたもんね。」
「リョータには絶対にナンバーワンガードになってほしい」
晴子「はい、宮城さんなら絶対になれると思います」
(そして、流川君も・・・)
・・・。
晴子「ダメだ、ドキドキして緊張してきた!」
彩子「フフ」
(そうよね、この子は初めてのマネージャーだもんね)
そのやり取りをみて一人不服そうな桜木。
桜木(イライライライラ・・・)
ガタ!!!
桜木「オヤジ!早く俺を使え!!!」
タプタプタプタプ・・・
安西「シー、君は秘密兵器なんだ。必ず出番は来る。」
「少し待ちなさい」
桜木「・・・ちぇ。わかったよオヤジ」
ベンチに座る桜木。
晴子(フフ、桜木君も大人になってきてるわ)
審判「では、いくよ」
いざ、ティップオフ!!!!!
バシン!
赤木「?!」
ジャンプボールを制したのは花形。
「花形、高い!!!」
宮城(おっと、ダンナが負けるとは思ってなかったぜ)
ガシイィィ!
ボールを掴んだのは翔陽高校・伊藤。
すかさず藤真へ渡す。
ブン!
藤真、豪速球でパスを送る。
バシン!
受け取ったのは高野。
マッチアップは角田。
赤木(まずい・・・!)
赤木「角田、しっかりと当たれ!!!」
高野、フェイクを3回。
角田、それにつられる。
ダム!
高野、角田を交わしミドルシュート!
角田(・・・しまった!)
ザシュ!
「翔陽、先制!」
「あっという間に点を獲られたぞ」
三井「くそ。アイツら、自分達がジャンプボールで勝つことを狙ってたな」
宮城「しかも、カクを最初からターゲットにしていた」
藤真「穴を徹底して狙ってやる」
ゲームプレイヤー兼監督である藤真健司が湘北の前に立ちはだかる。
スポンサードリンク