スラムダンクその後の続き(43)桜木花道復活

スラムダンクその後続き

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湘北高校バスケ部に赤木剛憲が戻った。

 

インターハイ終了後、引退を決意していたものの、無事推薦にて大学進学が決まり、夢であった全国制覇に向けて最後の挑戦をすることになった。

 

 

赤木「おい!甘いぞ角田!こんなもんじゃ全国の猛者と争うことはできんぞ!」

 

赤木のゲキが体育館中に響き渡る。

 

宮城「おー、ダンナ。気合入ってんな。大分ストレス溜まってたんじゃねぇのか?」

 

赤木「ふん、全国制覇をする為にはチームの底上げが必要だ。」

 

「桜木は出られんかもしれん。」

 

「そうなると、角田には頑張ってもらわんといかん」

 

赤木「よし、角田。もう一度勝負だ」

 

角田「・・・はい。」(なんだこの地獄は・・・)

 

バン!!!

 

体育館中に響き渡る音で、ドアが開かれる。

 

桜木「ガハハハ!!!天才、復活!!!」

 

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スラムダンクその後の続き(43)桜木花道復活

 

宮城「花道!おせぇぞコラ!」

といいつつ嬉しそうな宮城。

 

桜木「リョーチン、天才はまだリハビリ中だ。今病院の帰りだ。」

 

宮城「そーか、お前、もう普通に練習できんのか?」

 

 

「まだ、桜木君は万全とはいえません」

 

〈!?〉

 

一同、振り返る。

 

そこには安西。

 

全員「チュース!!!!!」

 

赤木が駆け寄る。

 

赤木「安西先生、今日から復活させてもらいました。ご指導の程、よろしくお願い致します。」

 

安西「ホッホッホ。君の復活を待っていたよ、赤木君。大学進学もおめでとう。」

 

赤木「ありがとうございます」

 

安西「湘北高校が全国制覇をするためには、必ず君の力が必要だ。」

 

「キャプテンの宮城君をサポートしながら、チームを支えてください」

 

赤木「わかりました。」

 

「先生、所で桜木の状態はどうなのでしょうか?」

 

安西「では、皆集まってください」

 

–安西の元に集まる湘北メンバー–

 

安西「今、ちょうど桜木君とマネージャーの晴子君と3人で病院に行ってきました」

 

「結論からいうと、桜木君は選抜予選には出られないと思ってください」

 

 

「?!」

 

三井「というと、桜木は戦力外。ということですか先生?」

 

安西「いえ、桜木君抜きで勝てる準備をしてください。」

 

「桜木君は驚異的なスピードで回復をしている。もう、通常練習も可能という段階まできた」

 

「しかし、ここで無理をさせてしまうことで悪化する危険もある」

 

「桜木君には、秘密兵器という立ち位置でチームを引っ張ってもらうことにします」

 

「湘北がピンチの時に、最後の切り札として試合に出れるよう準備をしてください」

 

桜木「オーヨ、オヤジ!」

 

「君達諸君、この天才に助けてほしかったら、いつでも助けを呼ぶんだぞ。ワッハッハ!!!」

 

 

宮城・三井・流川・赤木  <・・・イライラ!>

 

宮城「よし!絶対に花道を試合に出させねーぞ!」

 

三井「あたりめぇだ。桜木はベンチにずっと座ってろ」

 

赤木「お前の力なんか借りんでも、十分勝てるわい」

 

流川「どあほうはひっこんでろ」

 

4人「よし」

 

一致団結した4人。

 

宮城「じゃあ練習再開だ!気合入れていくぞお前ら!!!」

 

「オウ!!!」

 

三井「・・・なんか、アイツ(宮城)にお前らって言われると腹立つな。」

 

赤木「三井よ、大人になれ」

 

相変わらず、デコボコな湘北メンバーだが、赤木、桜木が戻ってきたことにより、チームにかつての勢いが出てきたのであった。

 

 

桜木「絶対に勝ぁーーーっつ!!!!!!」

 

続く

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