スラムダンクその後の続き(19)全日本ジュニアVSカナダ 3クオーター開始

スラムダンクその後続き

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2クオーター終了

日本  34
カナダ 29

 

日本が5点差をつけてリード。

 

カナダ監督「もう日本を甘くみるな。奴らは強い」

 

ディン・ブルックス「はい、わかってます」

 

トレル「クソが・・・」

 

カナダ監督「1対1でまずは負けないこと。お前らなら勝てる」

 

 

日本ベンチ

 

堂本「よし、3クオーターは点の取り合いで勝つぞ」

 

「沢北、出番だ」

 

沢北、ニコリ。

 

「待ってました!」

 

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スラムダンクその後の続き(19)全日本ジュニアVSカナダ 3クオーター開始

選手登場。

 

カナダは2クオーターから選手の交代はなし。

 

コリー・ジョフ PG 194cm
RUバレット SG 193cm
トレル・ライルズ SF 190cm
ディン・ブルックス PF 193cm
ブランドン・クラーク C 195cm

 

日本は3人の選手が登場。

#6 深津一成 PG 180cm
#7 諸星大 SG 184cm
#11 沢北栄治 SF 188cm
#10 土屋淳 PF 190cm
#5 河田雅史 C 194cm

 

「山王の深津だ!」

 

「大栄の土屋がどんなプレーを魅せてくれるか楽しみだな」

 

ボールを運ぶのは深津

 

ダムダムダム・・・

 

ビッ!

 

諸星へ。

 

沢北「ヘイ!」

 

諸星→沢北→土屋へと早いパス回しで相手を翻弄。

 

「早い連携だ!」

 

赤木「流石だ。即席チームとは思えない」

 

宮城「あぁ」

〈ウチも花道と流川のコンビネーションが良くなれば、あれくらいはできるはずだ〉

 

土屋、フェイクでディン・ブルックスを交わしシュート・・

 

しかし、ディン・ブルックスが追い付く!

 

『絶対に抜かせん!』

 

「あそこで追いつくとは・・!」

 

土屋、シュートモーションからボールを持ち替え、パスを選択!

 

ボールを受けたのは河田。

「ナイスパス!」

 

ブランドン・クラーク Cを抜き去りバンクシュートを沈める!

 

バシュ!!!

 

カナダ監督『切り替えろ!やられたらやり返せ!』

 

3クオーターは両チーム共に点の取り合いになった。

 

ここで活躍したのが、トレル・ライルズ。

 

沢北を相手に1対1を制し、得点を重ねていった。

 

ビビー!!!

 

「ファウル、11番!(沢北)」

 

沢北「チッ、」

 

トレル・ライルズはNBA候補のトップスコアラーである。

 

カナダ代表、徐々に自分達のペースを取り戻しつつある。

 

ザシュ!!!

 

フリースローを2本共沈める。

 

ついにカナダにリードを奪われた。

 

日本  47
カナダ 49

 

続いて、日本の攻撃。

 

諸星が仕掛けるも、RUバレットを交わせず無理やりシュート!

 

諸星「リバウンドだ!!」

 

ガシガシ!!!

 

体をぶつけ合う両チーム。

 

ガシイィィィッ!!!!

 

リバウンドを制したのは、ディン・ブルックス!

 

〈日本人にパワー勝負では負けん!〉

 

「カウンターだ!」

ボールを持ったPGのコリー・ジョフが一気に駆け上がる!

 

ビッ!

 

トレル・ライルズへ

 

走り込んだブランドン・クラークがゴールを指差す

 

 

〈ここだ!〉

 

 

トレル〈OK!〉

 

 

トレル、山なりのシュートのようなボールを出す!!

 

 

ゴール前には、河田とブランドン・クラーク。

 

〈ここを決められたらまずいぞ・・!〉

 

牧、ベンチから立ち上がる!!!

「河田、なんとしてでも止めろ!」

 

河田「わかっとるわい」

 

 

ガシイィィィ!

 

 

ボールを獲ったのは、ブランドン・クラーク

 

 

そして、

 

 

 

ドガアアアアアッッッ!!!

 

 

河田の当たりに負けず、ブランドン・クラークがアリウープを決めた!!!

 

 

「うわあぁぁぁっ!!!やられた!!!」

 

「あの河田が突き飛ばされたぞ!」

 

 

ビビー!

 

≪バスケットカウントワンスロー!!!≫

 

この一撃でカナダに流れが傾いた。

 

「河田、ファウル3つだ!」

「日本、ちょっとまずいんじゃないか?!」

 

 

河田、肩で息をしている。

 

堂本〈唯一、スタメンで出ずっぱりなのが河田だ。〉

〈いくら河田といえど、外国人相手にやり合うのは相当な体力を要しているはずだ。〉

 

堂本「野辺、準備だ」

 

野辺「ハイ」

 

 

バス!!!

 

ブランドン・クラーク、ボーナススローを決める。

 

日本  47
カナダ 53

 

ビビー!!!

 

 

≪選手交代≫

 

河田に代わり、野辺が入る。

 

野辺「沢北、監督からの指示だ」

 

「とにかく打て、と」

 

沢北「わかりました」

 

 

ここから沢北の逆襲が始まる。

20話へ続く

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