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試合終了
日本 83
カナダ 75
日本、NBA候補が集まるカナダ代表に勝利を収める。
「いいぞー日本!」
「お前らならいけるぞ!」
牧「よーーーっし!!!」
「流川、森重、よくやった!!!」
4クオーター、活躍したのはこの1年コンビである。
流川が持ち前の攻撃力で得点を量産。
ゴール前で森重が何度も相手の攻撃を封じ込めた。
流川「ふん、まだまだ」
森重「うす」
牧、苦笑い。
「相変わらず口数の少ない奴らだな・・・」
仙道「しかし、こいつらは本当に頼りになりますね。」
牧、ニコリ。
「あぁ、俺達も負けてられんな。」
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スラムダンクその後の続き(22)全日本ジュニアVSカナダ 日本、選手勝利
ガタッ!
桜木が立ち上がる。
「帰って練習だ。」
ガタッ!
ガタッ!
宮城と三井も立ち上がる。
「お先に」
スタスタスタスタ・・・
赤木、困った表情。
「・・・ったく。相変わらず団体行動ができん奴らだ。」
安西「赤木君は次のオーストラリアとフランスの試合は見ていきますか?」
赤木「はい、こういった機会は中々ないと思うので観ていこうと思います。」
桜木、三井、宮城の3人以外はこのまま次の試合を観ることにした。
彦一「監督!やりましたね!この調子なら、日本グループ予選できるんちゃいませんか?!」
田岡「可能性はありうるな。だがしかし、もう2チームのオーストラリア、フランスは更に強いぞ」
彦一〈よし!この2チームも要チェックや〉
—
この1時間後に、同じ会場でオーストラリアとフランスの試合が行われた。
その試合に、会場は驚愕した。
小暮「・・・すごいな世界は。」
彦一「ア、ア、アンビリーバブルや・・・」
4クオーター
残り5分
オーストラリア 68
フランス 89
フランスが21点差をつけてリード。
内、一人で40点をたたき出したのがエムボパである。
10年に一人の逸材と言われ、202cm、100kgと恵まれた体格に外、中ともどちらも狙えるシュート力。
体格に恵まれたオーストラリア代表も彼を抑えることができなかった。
オーストラリア選手、肩で息をする。
『ハァ、ハァ、、クソッ』
オーストラリア監督『エムボパをなんとしてでも抑えろ!』
オーストラリア、3人がかりでエムボパをマーク!
エムボパ、ニヤリ。
『何人で来ても俺は止められねーぜ。』
エムボパ、3人の間をドリブルで突破!!!
彦一「なんであれで抜けるんや・・・!」
〈オーストラリアも監督のいう通り、強いチームや。ただ、それ以上にエムボパが凄すぎる・・・〉
ドガアアアアアッ!!!!!
ゴール前に切り込むエムボパ、センターの選手をかわしてボーズダンクを決める!!!
—
バシイィィィッ!!!
「またジダンヌがカットしたぞ!」
彦一「司令塔のジダンヌ、彼がキーマンや。彼からすべての攻撃が始まる」
ビッ!
「針の穴を通すかのようなパスだ!」
「強ぇ、こりゃあ日本ヤバいぞ・・」
≪ビビー!!!≫
試合終了
オーストラリア 75
フランス 97
フランスが22点差をつけてオーストラリアに勝利。
内、45得点。半数近くのゴールを挙げたのがエムボパである。
彦一「彼の怖い所は3番(SF)~5番(C)まで全てこなす所や。マッチアップは誰がするんや、日本は。」
日本代表ジュニアのメンバーもこの試合を観戦していた。
堂本「オーストラリアも十分に強いチームでしたけどね」
高頭「あぁ、しかしフランスの二人の能力が彼らを上回ったな」
牧「・・・2チーム共に手強いな。」
諸星「どうやって、アイツらを抑えるか。」
真剣な表情で話す二人とは対照に、仙道と流川は爆睡中。
松本〈こいつら、試合ちゃんとみたのか・・・〉
肝の据わったこの二人が、2試合、3試合目と大活躍することになる。
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