スラムダンクその後の続き(67)選抜神奈川予選・湘北VS翔陽 3年を甘くみるなよ

スラムダンクその後続き

スポンサードリンク



4クオーター残り3分

湘北 103
翔陽 97

 

湘北が6点をリード。

翔陽、タイムアウトを取る。

 

湘北高校ベンチ

安西「最後の最後まで攻めましょう」

 

「点の取り合いで必ず翔陽に勝つこと」

 

「シュートは多少無理でも打っていい」

 

「ウチには、桜木君がいる」

 

「桜木君、全部拾ってくれるね?」

 

桜木「オウ!任せろ!」

 

安西、赤木を見る。

 

「赤木君、恐らく翔陽は花形君を桜木君につけてくるだろう」

 

赤木「!」

 

安西「長谷川君は三井君を。永野君は流川君を徹底マークしてくるはずだ」

 

安西「そうなると、赤木君のマークは高野君になる」

 

「宮城君、赤木君をよくみておいてください」

 

「二人でドンドン勝負をかけなさい」

 

宮城「わかりました。高野なら余裕だな、ダンナ」

 

赤木「たわけ。アイツも素晴らしいプレーヤーだ。」

 

「だが、俺が勝つ」

 

スポンサードリンク



スラムダンクその後の続き(67)選抜神奈川予選・湘北VS翔陽 ラスト3分

両チームメンバーがコートに揃う。

 

藤真「絶対に勝つぞ!」

 

「オウ!!!」

 

牧「珍しく、藤真が吠えてるな」

 

(声を出すことで、気持ちは高まるからな。俺もよくやっている)

 

宮城「ダンナ、三井サンを絶対に全国に連れていくぞ!!!」

 

三井「たまにはイイこと言うじゃねえか」

 

宮城、ニコリ。

 

「あんたらとまだまだ一緒にバスケがしたいぜ」

 

赤木(絶対に全国制覇だ・・・!)

 

三井(全国で活躍して、絶対に、推薦を勝ち取る・・・!)

 

(俺は勉強じゃ無理だからな。推薦がないとバスケ人生が終わる・・・!)

 

翔陽ボールから開始。

 

藤真「よし、ラストいくぞ!!!」

 

長谷川からボールは藤真へ。

 

ダム!!!

 

藤真、マークの宮城を振り切る!!!

 

「藤真、早い!!!」

 

「あの宮城をスピードで抜いたぞ!!!」

 

藤真、高野へボールを渡す。

 

高野のマークは桜木。

 

「来い、タラコ!(高野の唇からついたあだ名)」

 

キュ!

 

キュキュ!

 

高野、フェイントで桜木を交わす。

 

桜木「あ!」

 

高野(リバウンドはすげぇが、やっぱりこいつは素人だ!)

 

赤木「いかせるか!」

 

赤木がカバーに入る。

 

スッ

 

ボールはノーマークの花形へ。

 

「高野、上手い!」

 

花形、キャッチするもすぐノールックパス。

 

バシ!!!

 

そこにはノーマークの長谷川。

 

3Pラインに立つ。

 

三井(しまった・・・!)

(一瞬目を離した隙に・・・)

 

長谷川、間髪入れずにスリーポイントシュートを放つ。

 

神「キレイなフォームだ」

(長谷川さんも相当練習してるな)

 

長谷川(・・・入れ!!!)

 

 

ザシュ!!!!!

 

翔陽ベンチ、総立ち!!!

 

「いよっしゃあー!!!」

 

「いける、いける!!!」

 

「頑張れ、先輩!!!」

 

 

彦一「すげぇ!あっという間に3点差や!」

 

越野「素晴らしい連携だったな」

 

田岡「翔陽は全員3年が試合に出ている」

 

「これが、チームワークの強さだ」

 

仙道「・・・。」

 

藤真「寿、ナイスシュートだ!」

 

長谷川「あぁ、俺にもドンドンパスを回してくれ」

 

「決めれば、桜木は関係ない」

 

藤真「あぁ、その通りだ。」

 

「湘北の弱点を徹底的につく」

 

藤真「勝つのは俺達だ!」

 

「3年を甘くみるなよ?」

 

4クオーター残り2分45秒

湘北 103
翔陽 100

翔陽、3点差に縮める。

 

続く

スポンサードリンク