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食材調達の為、山に狩りに出る伊之助と善逸。
元々、善逸は愛しの禰豆子と街に食料を買いに行く予定であった。
しかし、寝坊をしてしまい禰豆子は兄・炭治郎と先に出かけてしまった。
善逸は狩りが大の苦手だ。
伊之助「おい!熊!どこだ!」
「おっかしいな~。この辺にいるはずなんだけど」
善逸「伊之助~。もう今日は帰ろうよ~。たぶん、その熊どっかの誰かさんが先に獲ったんだよ。」
「俺はご飯があれば十分だよ~。」
「ねずこちゃ~ん。」
その時・・・!
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鬼滅の刃続編~カップリング物語~ねずこと善逸編(2)善逸、悩む
ガガガガガガッッッ!!!!!
熊が猛突進でこっちに向かってきた!!!
善逸「ギヤアアアアアアアッ!!!!!」
「デカすぎる!!!!!」
〈なんだよ本当に2メートル以上あるよ!無理無理無理無理〉
善逸、猛ダッシュで逃げる!
伊之助は刀を振りかざし構える!
「サーサーかかってこい!!!」
熊、伊之助を素通りし、善逸の元へ。
※どうやら、熊は猪の被り物をしている伊之助のことを仲間と思っているらしい。
善逸「なななななんで俺んとこに来るんだよ~!!!!!泣」
〈?!!!〉
「わー!!!」
ドン!!!
善逸、木の枝に引っ掛かりずっこける!
その上に熊が飛んできた!!!
〈アワワワワ・・・やばいやばいやばい!!!!〉
〈怖い怖い怖い怖い助けて助けて助けて助け・・・〉
・・あまりの恐怖に一瞬で眠りに落ちた善逸。
善逸にスイッチが入った!
「お前の肉をねずこちゃんにプレゼントする・・・!」
「雷の呼吸 壱ノ型・霹靂一閃!」
グサ!!!
一瞬で熊を倒した善逸。
伊之助、茫然。
〈熊に技を使うなよ・・・。〉
・・・その日の夜。
善逸「ねずこちゃーん!どうかなどうかな♪俺の獲ってきた熊料理は!」
禰豆子、ニコリ。
「うん、とっても美味しい!」
善逸、ガッツポーズ!!!
「いよっしゃー!」
炭治郎「善逸、すごいね!明日もお願いしていいかな?」
善逸「絶対に嫌だーーー!!!!!!」
伊之助「今日、帰りに3メートルの熊を見つけたぞ!」
「明日も二人で行くぞ!!!」
刀を振り回す伊之助!
善逸「ゼッッッタイにイヤじゃ~!!!!!!!」
炭治郎・禰豆子「ワハハハハ」
鬼がいなくなり、幸せに暮らす4人。
そんな中、善逸の禰豆子への思いは日に日に大きくなっていた。
ただ、禰豆子はあまりにも鈍感な為、善逸の思いにまだ気づいていない。
どうすれば、禰豆子が自分のことを好きになってくれるのか。
その答えがまだ見つからず、善逸は布団の中で眠れずに悩んでいた。
〈?!そうだ!炭治郎に聞こう!〉
夏の夜、炭治郎は涼みに外に出ていた。
炭治郎「わー、蛍がキレイだなぁ」
ガラガラガラガラ・・・
ドアを開けて外に出る善逸。
「炭治郎、ちょっといいか。相談がある」
炭治郎、ニコリ。
「うん、いいよ。」
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