鬼滅の刃続編~カップリング物語~(5)伊之助アオイ編

鬼滅の刃続編

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プルプルプルプル・・・・

 

 

伊之助が震えている。。

 

 

 

「ひ、ひ、ひ、暇じゃーーっ!!!!!」

 

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鬼滅の刃続編~カップリング物語~(5)嘴平伊之助編

 

善逸がねずこをお嫁さんにしようと日夜頑張っている中、伊之助は暇に明け暮れていた。

 

 

 

「暇だ暇だ暇だ暇だ暇だー!!!!!」

 

 

家の中で暴れまわり、飛び回る伊之助。

 

 

炭治郎、苦笑い。

 

ねずこは笑っている。

 

 

善逸は後々後世に残る(?)善逸伝説を執筆中でイライラ・・・

 

 

善逸「おい!うるさいよいい加減にしろよ!!!」

「お前がうるさいせいで善逸伝説が書けないじゃないか!!!」

 

 

伊之助「てやんでー!こんなもの!」

 

 

 

ビリビリビリビリ!!!

 

 

伊之助、善逸伝説を破る!!!

 

 

「はー、スッキリしたぜ!」

 

 

 

・・・善逸の堪忍袋の緒が切れた!!!

 

 

「てめー!この野郎!!!いい加減にしろよ!!!」

 

「このアホイノシシ野郎!!!」

 

善逸のパンチ!

 

 

伊之助「いてーな、こん畜生!!!」

 

殴り合いが始まる!

 

ボカスカボカスカボカスカボカスカ・・・

 

※ねずこは笑っている。

 

 

 

 

鬼を倒して平和になってから、伊之助は暇をもてあそばしていた。

 

日々、食料の動物を狩りにいくものの、やることはそのくらい。

 

炭治郎、禰豆子、善逸との4人暮らしで新しい目標もなく、淡々と暮らす毎日に飽き飽きとしていた。

 

 

伊之助「こう、なんだろーなぁ。俺は鬼と戦っていた時の鬼気迫る感じが楽しかったんだよな」

 

「ずっと山で暮らしてきたからさ、なんかこの生活に慣れなくて」

 

 

 

・・・炭治郎は考えた。

 

何か伊之助にできることはないだろうか。

 

「うーん」

 

 

「うーん」

 

 

「うーん」

 

 

・・・1週間が経った。

 

 

 

「あ!」

 

 

炭治郎が閃いた!

 

 

炭治郎「伊之助!蝶屋敷に行こう!」

 

 

伊之助「なんで?」

 

炭治郎「理由はない!」

 

伊之助「なんだよ!」

 

炭治郎「とりあえず行こう!多分、面白いことがあるはず!」

 

伊之助「そーだな、暇だし行ってみるか!」

 

〈あそこに行くと、美味い飯食えるからな〉

 

 

 

 

炭治郎「というわけで、俺と伊之助はちょっと蝶屋敷に顔出しに行ってくるよ!」

 

「善逸、禰豆子をよろしく頼むよ!」

 

 

禰豆子、ニコリ。
「いってらっしゃーい」

 

 

善逸〈ね、ね、ね、ね、ねずこちゃんと二人切りだと・・・!〉

 

〈願ってもないビッグチャンス到来!!!〉

 

〈ついに来たか!!!〉

 

 

善逸「もちろん、ねずこちゃんのことは任せてくれ!」

 

「しばらく帰ってこなくても大丈夫だからな!」

 

 

炭治郎、ニコリ。

「夜には戻ってくるよ。」

 

 

善逸「え!そんなに早いの?!もっと行ってきていいぞ!こっちは大丈夫だから!」

 

伊之助「よーっし!炭治郎、行くぞー!!!」

 

 

 

ピュ~~~~!!!!!

 

 

信じられないスピードで伊之助は山をかけぬけていった。

 

蝶屋敷には、近い将来、炭治郎の嫁となるカナヲ。

 

そして、伊之助の嫁となるアオイが暮らしている。

 

 

今回の訪問で、今後の関係が大きく進展することとなる。

 

続く

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