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蝶屋敷から帰ってきた炭治郎と伊之助。
家につくと、善逸が泣いていた。
禰豆子はもう寝ていた。
特に問題などは起きていない様子。
炭治郎「どうしたの?善逸」
伊之助「ガハハハ!また泣いてんのか!」
善逸「・・・炭治郎、俺はもう無理かもしれない。」
炭治郎「何が?」
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鬼滅の刃続編~カップリング物語~(8)善逸ねずこ編
善逸、今日あったことを話した。
「今日は朝からねずこちゃんと一緒にいれて、買い物行って、ご飯食べて、すごく幸せだったんだ。」
「で、ねずこちゃんに結婚するならどんな人がいいか聞いてみたんだよ。」
「そしたら、ねずこちゃん、しっかりと仕事をして家族を大事にしてくれたお父さんみたいな人がいいって」
「俺さー!仕事してないじゃん!炭治郎の稼ぎで食ってるし、伊之助が狩りに出て食料獲ってきてくれてるし、俺は何も役に立ってない!」
「俺なんてただの無職の出来損ないの無職なんだ」
「俺はもうねずこちゃんを幸せにすることなんてできないんだよ。。ダメダメのダメダメ男なんだ。。」
伊之助「確かにその通りだな!この役立たず!ガハハハハ!」
ボカスカボカスカ・・・!
伊之助と善逸が殴り合う。
炭治郎、ニコリ。
「善逸、いつもねずこのことを思ってくれてありがとう」
「善逸は文章を書くのが上手いから、本を書くのはどうかな?」
「この前、善逸伝説読ませてもらったけど、すごく面白かったよ!」
「好きなことで仕事ができたら、人生幸せだよね」
善逸「・・・炭治郎。お前は俺の才能を分かってくれるのか!」
「実は俺、お前と一緒に炭売りやってみたけど、全然面白くないし、続かなかった。」
「で、伊之助みたいに強くないし俺は臆病だから、毎日狩りにいくなんてしんでもやりたくない。」
「確かに炭治郎のいう通り、俺は文を書くのが好きだ。ねずこちゃん攻略法だって毎日書いているし」
※ねずこちゃん攻略法は既に3冊目。
「俺は、後世に残る作家になる!」
炭治郎、ニコリ。
「うん、いいと思うよ!」
「その代わり、作家で売れるまでは炭売り手伝ってね。」
善逸「・・・。イヤだ。」
伊之助「売れるまでは俺と一緒に狩りにいくぞー!!!」
善逸「絶対に、イヤだ!!!!!」
翌日、いつも通り炭治郎と伊之助は山へ狩りに出た。
伊之助「おい、炭治郎。」
炭治郎「どうした??」
伊之助「昨日、善逸と話をしてて思ったんだけどよ。」
「俺もそろそろ金を稼がねえといけねえなって思ってるんだよ」
「いや、俺らってお前の炭売りの仕事で稼いだお金で飯食ってるわけじゃねーか」
「いい加減、自分ひとりでも食っていける力つけないといけねーんじゃねぇかって思ったわけよ」
「炭治郎、お前から見て俺は何ができると思うか?」
・・・。
・・・。
・・・。
炭治郎は考えた。
伊之助にできることを。
・・・。
・・・。
・・・。
アイデアが思い浮かばない。
伊之助〈こんなに悩まれると、ちょっと悲しい。〉
「あ!!!」
炭治郎「伊之助にはこれが合うと思うよ!」
続く
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