鬼滅の刃続編~カップリング物語~(10)伊之助イノシシ精肉店編

鬼滅の刃続編

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鬼がいなくなり、大正時代に平和が訪れた。

 

これからは、経済活動が日本を作る。

 

その経済の担い手となる為に、伊之助イノシシ精肉店を立ち上げたのであった。

鬼滅の刃続編~カップリング物語~(10)伊之助イノシシ精肉店編

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伊之助「シャチョー?なんだそりゃ??」

 

炭治郎「会社で一番偉い人のことだよ。皆をまとめるリーダー的な役割を伊之助が担当するってこと!」

 

伊之助、ギラン!

目が輝く!!!

 

伊之助「そうだその通りだ!俺はどう考えてもシャチョーだ!お前ら3人は俺の子分だから丁度いい!しっかり働けよ!」

 

禰豆子「はーい!イノスケシャチョー、かしこまりましたー!」

 

善逸は不機嫌そう。

「なんでコイツの下につかなきゃいけねーんだよ。俺は日本を代表する作家になる男だぞ。肉売りなんてやってられっかよ」

 

 

ブツブツブツブツブツ・・・

 

 

炭治郎、ニコリ。

「善逸、ねずこのこと頼むよ。ねずこと一緒に店頭に立って、何かあったら助けてあげてね」

 

 

〈?!〉

 

 

〈そ、そ、そ、そうだった・・・!〉

 

 

〈ねずこちゃんと二人っきりで一緒に仕事ができるなんて、最高じゃないか!!!〉

 

 

〈かっこいい所見せて、ねずこちゃんのハートをつかんで結婚してやるぞ!!!〉

 

 

善逸「よーっし!わかった!店番は俺に任せろ!ねずこちゃんは俺が守る!」

 

こうして役割が決まった。

 

 

伊之助・・・社長。イノシシを狩る担当。

 

炭治郎・・・炭売りと兼業。イノシシを狩って、精肉に加工する担当。※一番忙しい

 

善逸・・・店頭責任者。いわゆる店長。小説家と掛け持ち。※善逸は小説家を目指して執筆中。

 

禰豆子・・・販売員。主に接客担当。

 

 

炭治郎「じゃあ、今度はお店を決めないといけないね!」

 

「皆でお店探しにいこう!」

 

 

全員「オウ!!!!!」

 

 

 

と威勢よく街に飛び出した4人だが、自分達で商売をするのはこれが初めて。

 

 

何をすればいいのか分からなかった。

 

 

炭治郎「うーん、、どうやって店を決めればいいんだろう。」

 

 

伊之助「ガハハハハ!簡単だ!お店を奪い取ればいい!」

 

 

伊之助、目の前にある米屋に入る!

 

ガガガガ!!!

 

伊之助「おい!俺は社長だ!この店を俺らにくれ!」

 

米屋の女の子、ビックリ。

 

「ギャー!!!!!」

 

「イノシシのお化けが出てきたーーー!!!!!」

 

 

バコン!!!

 

炭治郎が伊之助にゲンコツ!

 

 

炭治郎「こんなやり方じゃダメだぞ!ちゃんと、気持ちよく貸してくれる所を探さないと。」

 

炭治郎「ビックリさせちゃってすみません。」

 

皆で頭を下げる。

 

「すみません」

 

「すみません」

 

 

炭治郎「すぐにはお店は見つからないよ、焦らず探そう。」

 

 

1時間弱、街をぶらぶらしていた時、ある男に声をかけられた。

 

「あ!」

 

「おーい、炭治郎君~!善逸君もいるじゃないか!」

 

 

炭治郎「ん?」

 

「あー!」

 

 

「正一さんだ!!!」

※鬼滅の刃本誌3~4巻に出てきた、炭治郎達が鬼から助けた男性

 

 

正一「皆、元気そうだね。何をしているんだい?」

 

 

この正一が今後、伊之助イノシシ精肉店の発展と鍵となるのであった。

11話へ続く

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