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伊之助イノシシ精肉店の店舗が決まった。
正一が自分の持つ土地、部屋を無料で貸してくれることになったのだ。
伊之助は終始テンションが高い!
「ひゃっほーい!ひゃっほーい!」
「さー、肉を売って売って俺は大金持ちだ!」
「お前ら、俺の為にしっかりと働けよ!」
善逸「・・・なんか、毎回それ言われる度にテンション下がるよ」
炭治郎「よし!じゃあ今日は看板作ったり、お店を作っていこう!」
ねずこ「オー!」
鬼滅の刃続編~カップリング物語~(13)伊之助イノシシ精肉店編
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炭治郎「俺と伊之助は内装作りを。ねずこと善逸は看板をお願いね!」
善逸〈ねずこちゃんと一緒に看板作り!テンション上がる!!!〉
「おっけー!任せとけ!!!」
善逸、ガンガン働く。
炭治郎「うんうん、頼もしいな」
—
夕方になった。
日が大分落ちてきている。
伊之助「ふはー!疲れたぜ!!!」
「今日はもう帰ろう!」
炭治郎「そうだね、大分今日1日で済んだね」
善逸「・・・もう、手がプルプルしてるよ。早く帰ってご飯食べて寝たい。」
ねずこ「あー、楽しかった!!!」
正一「皆、ご苦労様。」
「やっぱり君達すごいね、ここまで進むとは思っていなかったよ」
「夜も暮れてきたし、今日は皆、ウチに泊まっていかないかい?」
「清、てる子も皆に会いたいってさ」
炭治郎「清、てる子もいるんですね!」※コミック3~4話で登場。炭治郎と善逸が鬼から守った。
「わかりました!では今日はお言葉に甘えてお邪魔させていただきます!」
伊之助「誰かもう覚えてねーけど楽しみだぜ!!!」
—
4人「お邪魔しまーす!!!」
清とてる子が迎える。
「炭治郎さん、善逸さん!お久しぶりです!」
「あの時は本当にありがとうございました!」
「またお会いできて光栄です!」
善逸「ハハハハ。お礼なんていりませんよ」←なぜか上から。
清「あ。(イノシシのお面被った人だ)」
※二人は暴れん坊だったころの伊之助しか知らない。
てる子、清の後ろへ隠れる。
炭治郎、その様子に気づく。
「大丈夫だよ、伊之助はすごく心が優しい人だから。」
「安心して大丈夫だよ」
伊之助「そーだそーだ!俺は心の優しいシャチョーだ!!!」
清、てる子苦笑い。
〈・・・相変わらずだ〉
禰豆子「清さん、てる子さん初めまして。炭治郎の妹の竈門禰豆子と申します」
清「炭治郎さん、妹がいたんだね。美人な妹ですね」
炭治郎、すごく嬉しそう。
「ありがとう!禰豆子はすごく美人なんだ」
その後ろで一人怒る善逸。
〈おいおい、俺のねずこちゃんにちょっかい出す気がねーだろうな。。。〉
〈もし、清といえどもねずこちゃんに手を出したら承知しねーぞ。。。〉
その様子に気づく清。
〈え?なんで怒ってんだろ?〉
〈善逸さん、こんなに怖い人だっけ・・・〉
正一がすかさずフォロー。
「禰豆子ちゃんと善逸君はもしかすると結婚するかもしれないからね。清、手を出したらダメだぞ」
善逸、超嬉しそうに照れる。
「コ、コホン。つまりそういうことだ。」
清〈なるほど!〉
正一「よし!早速ご飯にしようか!」
全員「やったー!!!」
—
食卓には豪華な食事が並んでいる。
禰豆子「わー!美味しそう!!!」
伊之助、善逸は遠慮なくバクバク食べる!!!
「こりゃあうめぇぞ!!!」
「最高だね!!!」
正一「す、すごい食いっぷりだな・・・。」
炭治郎「いやー、本当に美味しいです!ありがとうございます!」
美味しい料理を食べながら楽しい会話を過ごした。
—
正一「所で、君達はいくらくらいお金を稼ぎたいとかは決まっているの?」
炭治郎、きっぱり。
「いえ、何にも考えていません!」
正一、苦笑い。
「商売をするのなら、売り上げがいくらが目標で、その為にはイノシシが何匹必要だとか、何時間働けばいいかとか、その辺を考えていかなきゃね」
「商売はそんなに簡単なもんじゃない。」
「ライバルもいるし、皆命をかけて必死でお店を守っているんだ」
「まずは人を呼ぶ。良いお肉を用意する。気持ちよく買ってもらえる為に良い接客をする。」
「この一連の流れが大事になるよ」
・・・4人、ポカーンとなる。
伊之助「ダメだ、全然よくわかんねー」
炭治郎、立ち上がる!
「正一さん!僕らに商売のやり方を教えてもらってもいいですか!」
正一、ニコリ。
「あぁ、もちろんいいとも」
ここから正一の勉強会が始まる。
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